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大震災サバイバル・マニュアル+こんな所でハイチ地震募金受付 [本]


大震災サバイバル・マニュアル―阪神大震災が教える99のチェックポイント (朝日文庫)

大震災サバイバル・マニュアル―阪神大震災が教える99のチェックポイント (朝日文庫)

  • 作者: 朝日新聞社
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1996/01
  • メディア: 文庫


15年前の今日、阪神大震災が起こりました。
大都市で、地震なんか起きないと思っていた関西で、
あんなに大きな地震が起きるなんて、
これっぽちも、思っていませんでした。

当日朝、出勤時にわからなかった状況が、
会社に着いてから見たテレビで高速道路がひっくり返っている姿を見て、
はじめて、想像以上の地震だったと驚愕したことを想い出します。

さて、今日ご紹介する本ですが、
その阪神大震災の経験から、サバイバルするためのノウハウをまとめたものです。
例をあげますと、
・エレベーターに閉じ込められたらどうするか
・なぜ地震の十二時間半後に火災が発生したか
・預金の払い戻しはどうやって身元確認をしたのか
・4人家族の避難所暮らしの1ヶ月の経費は
・被災者がもらって一番うれしかった物
・阪神ではこんなデマが流れた(デマに巻き込まれない方法)
・案外役にたった物、立たなかった物
・買い置きしておいて損のないものは何か
・ガソリンスタンドが1軒も焼けなかった理由
・どんな動物たちが阪神大震災を予知したか
朝日文庫ですので、ご一読をお勧めします。



そして、大地震と言えば、ハイチの地震も連日大変な状況が報道されています。
こんな所で、地震の支援をやっていました。
いつも音楽やアプリをダウンロード購入しているiTunesStoreです。

トップ画面の中に、募金受付の見出があります。
スクリーンショット(2010-01-16 7.06.03).jpg

金額を選ぶだけです。
スクリーンショット(2010-01-16 7.06.29).jpg

音楽のダウンロードはちょっと我慢して、その分アメリカの赤十字に寄付しましょう、
素早い対応に、さすがアップルと思いました。
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もこもこもこ [本]

まえに、子供が幼稚園から借りてきて、
何だかわからないな、
でも、とても印象に残った本がありました。

それが、「もこもこもこ」という本です。
著者は谷川俊太郎さん、
絵を書いたのが元永定正さん、1922年生まれの前衛美術家だそうです。

内容は、ほとんど字が無く、
「しーん」「もこ」「もこもこ」などだけ。
その言葉に合う絵も
抽象的な丸や四角や、いろいろな形で、
色遣いがとても鮮やかです。

その元永定正さんの絵本原画の展覧会に行ってきました。


入り口の様子から、子供が喜びそうな雰囲気がします。
実際、うちの子は原画一枚一枚にコメントをつけながら嬉しそうに見ていました。
自分もいろいろな形と色から想像がふくらみ、ほんとうに楽しめました。

元永さんの他、たくさんの絵本のコーナー、
現代アートをつくろう!コーナーとかもあります。

名古屋市東区東桜の東桜会館で、2月10日(日)までやっています(月曜休館)。


もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: 文研出版
  • 発売日: 1977/01
  • メディア: 大型本


郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ [本]

いい本は、難しいことが、やさしく書いてあります。
むかし、誰かがそう言っていました。
岡嶋裕史著「郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ」は、まさにそういう本です。

例えば、コネクション型通信と、コネクションレス型通信の説明。
コネクション型通信は、憧れの彼女に電話をするようなこと、相手が出てくれないと通信が出来ない。
一方コネクションレス型通信は、憧れの彼女に手紙を出すこと、相手がいなくても、とりあえず届く。
だけど、ちゃんと渡ったかどうかや、読んでくれたかはわからない。

こんな感じの説明で、インターネットやネットワークのしくみが説明されます。
ちなみに、5章のタイトルは、
 第1章 通信の基本はのろしと糸電話
 第2章 インターネットの住所は、郵便未満電話以上
 第3章 郵便屋さんの仕事は、家のポストまで
 第4章 バケツの水はどこへ行くのか
 第5章 映画館のもぎりでセキュリティを知る

専門の方にはどうかわかりませんが、
技術系の本が苦手な自分には、珍しく最後まで読んで、とりあえず、わかった気になりました。

郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ

郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ

  • 作者: 岡嶋 裕史
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 新書


送り火 ある私鉄沿線の家族の物語 [本]

重松清著「送り火」を読みました。
短編集です。
短編の舞台が、東京の私鉄沿線ですが、明らかにモデルは京王線です。

自分は、子供から社会人の少しまで、京王沿線でしたので、
舞台が、物語が、より身近に感じ、話に引き込まれてしまいました。

表題にもなった「送り火」が、中でも一番感動しました。
昔賑わったが今は廃園となった遊園地脇の住宅街にひとりで住む母を、
自分たちと一緒に暮らそうと娘夫婦が説得に行くのだが、
この家が好きと断られる。
その思いのすれ違いから、娘の両親に対して抱いていた”誤解”が解ける。
「自分も楽しんで、家族も楽しんで、っていう」今の自分たちの考えに対し、
「家族を幸せにするために自分が苦労をする、そういうのがあたりまえだったんだっよねえ・・・」という両親の考えについても、初めて理解することができたのである。
そこは重松作品、後悔ではなく、夢の遊園地で初めて父母子3人で遊ぶシーンで終わる。

自分の子供の頃、いつもお菓子をいらないと言っていた母親は、
お菓子があまり好きでないと思っていました。
実は大好きだとわかったのは、いつだったでしょうか。

送り火

送り火

  • 作者: 重松 清
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/01/10
  • メディア: 文庫


高層難民 [本]

15日に地震に遭ってから、いろいろ考えています。
そうしたら、「高層難民」というタイトルの本を見つけました。
都市型地震について起こりそうな問題と、
少しでも、回避する方策を盛り込んだ本です。

ずばり、都市型地震では、次の3つの難民が発生すると、著者は言います。

1.高層難民
 高層マンションが増えている中で、エレベーターが止まり、閉じこめられる人が多数でる。しばらく助けには来てくれないし、中から映画みたいに脱出することは不可能。また、20階30階で何回も水や食料を階段で運ぶのは無理、事実上籠城を余儀なくされる人達が多数発生する。

2.帰宅難民
 電車が止まり、道路が通れなくなり、家へ帰れない人達が、首都圏では最大650万人発生する。
 安否さえ確認すれば無理に帰宅せず、職場で夜を明かすなど臨機応変に考えないといけない。

3.避難所難民
 避難所が足りなかったり、火災の危険がある。環境もよろしくない。かといって自動車で過ごすならエコノミー症候群に注意すること。

マンション籠城時の水の確保や、外出時のサバイバルキットや、先日書いた非常用伝言システム171や、そのweb版、携帯の伝言なども紹介されています。
一読をお勧めします。
が、ちょっと怖くなります。

高層難民

高層難民

  • 作者: 渡辺 実
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 新書


読み始めた”華麗なる一族” [本]

ドラマをみて原作を読んでみよう、という訳ではなく、
ドラマは見ていないが話題になっているので、
ふと本屋で見つけて読み始めました。

読んだ人はおわかりでしょうが、出だしから、すごい家族ですね、
相子さんの存在が物語をより複雑にしています。

まだ、上巻の半分くらいなのですが、
なかなか読む時間が取れず、先に進めないのが、もどかしいです。

読み終わったら、ビデオに撮り始めたビデオを一気に見てみようと思っています。

華麗なる一族〈上〉

華麗なる一族〈上〉

  • 作者: 山崎 豊子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1970/05
  • メディア: 文庫


こわくない物理学 [本]

志村忠夫著 こわくない物理学 という本を読んだ。新潮文庫の250ページほどの中で、クォークから宇宙のことまで、説明している。
雪の結晶が、みごとに6面対称的に枝を伸ばしていくことすら、その必然性を科学的に説明できない、ましてやもっと複雑なしくみの生命が、宇宙が偶然出来て、地球が偶然出来て、その結果偶然出来たとは思えない、それは人智が及ばない”何もの”かによって微調整されたとしか考えられないと言い切る。

いま、自分が生きているのが、日常の生活とは別のレベルで、素晴らしいと思えてくる。

追伸
にわかに物理に興味が出てきたなかで、文部科学省が「一家に一枚周期表」という写真をたくさん使った楽しい元素の周期表を配布している事を知った。
以下より、入手できる。

http://stw.mext.go.jp/20060414/index_s.html

こわくない物理学―物質・宇宙・生命

こわくない物理学―物質・宇宙・生命

  • 作者: 志村 史夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 文庫


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