初映画WALL・E [映画]
行った映画館は、ミッドランドスクエア内にあります。
ちなみに、名古屋で一番高いビルです。
ブランドショップの福袋を買う人達が列を作って賑わっていました。
映画は、とにかくアニメーションとか、実写とか、関係ないです。
いい映画は細部に宿りますね。
音楽もわくわくします。
内容は、見てのお楽しみ、
大きなポップコーンを食べ尽くした息子の記念写真です。
ファーストフード・ネイション [映画]
結構衝撃的な内容だったのでご紹介します。
このところ、食に対する信頼が、次々と裏切られて、
米、おまえもか、
といった状況です。
この映画は、アメリカの国民食とも言えそうなハンバーガーをテーマーに、
会社の経営者たち、
加工工場ではたらく哀れな不法入国者たち、
店頭のアルバイトたち、
3つの視点を軸に描かれます。
会社の利益と、個人の欲望が交錯する中、
3つのそれぞれが必死にがんばるのですが・・・。
目をそらしたくなる現実を見せつけられます。
日本はここまでではないはずだと思いこませないと、
食べる気がしなくなります。
でも、最近のニュースを見ていると、
こんなモノかなとも思ってしまいます。
リアルですが堅苦しくはなく、
それでいて娯楽作品でもなく、
最後まで見入ってしまう、
よくできた映画です。
なお、大人向けの内容ですので、
家族で見るのに相応しくない場面もあります。
ホテル ルワンダ [映画]
映画 テルマ&ルイーズ [映画]
テルマ&ルイーズを見ました。
1991年に公開されたアメリカ映画。
監督は「エイリアン」や「ブレードランナー」のリドリー・スコット、
脚本はカーリー・クーリ、
主演はスーザン・サランドンとジーナ・デイヴィス。
ストーリーは、見てのお楽しみだが、
南部アメリカの痛快ロードムービー。
雄大なスケールの風景を見ていても、楽しい。
何と言っても、最後の最後、追い詰められ絶体絶命のとき見せる、
何もかも吹っ切れ、ただ二人の友情だけを感じあうといった二人の顔が素晴らしい。
この顔を見るためだけに、この映画が存在するのかと思う。
硫黄島からの手紙 [映画]
DVDになったので、「硫黄島からの手紙」を見ました。
戦争の映画には、
ひたすらアクションに徹して、敵をどんどんやっつけるものと、
戦争の悲惨さ・空しさを訴えるものがあると思います。
この、「硫黄島からの手紙」は、そのどちらにも当てはまり、
どちらにも当てはまらない映画だと思います。
アメリカの強大さを知りつつ徹底抗戦の作戦を練る陸軍中将栗林忠道、
部下と玉砕を志した伊藤海軍大尉、
オリンピックで馬術の優勝経験を持つバロン西(西竹一陸軍中佐)、
伊藤海軍大尉からにらまれるが最後まで生きようとする西郷昇陸軍一等兵、
その他、登場人物ひとりひとりが、それぞれの運命の中で、
必死に戦い、必死に生き、友情を大切にし、恐れ、憎しんでいるのです。
戦争という面では、悲惨さや空しさを訴えつつ、
これら登場人物については、
敵味方という観点ではなく、
強さ弱さを併せ持った持った人間の集まりとして描いている、
その点に、深く感銘を受けました。
そして、最後にアメリカの捕虜となる二人の顔ぶれを見れば、
運命の皮肉を感じないわけには生きません。
静かに流れる、テーマも印象的です。